Jw_cad 接円の使い方(1)

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2回にわたって、『接線』 の使い方を練習しましたが、
みなさん使いこなせるようになりましたか?
ちょっとした考え方さえ解れば、簡単でしたよね^^

 

さてここからは、『接円』 の使い方の練習です。
接線は、線を円につけて描く方法でしたが、
接円』 は、描く円を線や円につけて描く方法です。
言葉だけを見れば、同じように思いますが、

 

これも、考え方がまったく違っていますから、
しっかりと練習しましょう(^0^ )/

 

図面の装飾(ツールバー 接円)

 

接円』 の練習を始める前に、
ちょっと 『接円』 の考え方をお話しておきますね。

 

前に練習した、『接線』 は、描かれている円に対して、
描く線をくっつける方法でしたよね。

 

接円』 も描き終わったものを見れば、結果として、
同じように見えるものもありますが、
接線』 と違って、『接円』 は、
描かれている線や円に対して、描く円をくっつける方法なんです。

 

う~ん・・・ 文字で説明を書いていると、私が混乱してしまいそうです (@Д@;
のでまずは、一番基本的な 『接円』 の描き方を
いつものように、キャプチャー動画でご覧ください。

 

Jw_cad 図面装飾(接円アニメ1)

 

さて、キャプチャー動画をご覧いただいて、
最初の説明がご理解いただけたでしょうか?

 

キャプチャー動画の中で、3色の円を描きましたが、
それぞれ、違ったところに接点がありましたよね。
それも、それぞれ2点ずつ有りました。

 

これが、今回の 『接円』 の最も基本的な考え方になります。

 

ここまで、ご理解いただいたところで、
操作手順を紹介しておきますね^^

 

① ツールバー「作図(2)」 の 『接円』 タブを左クリックします。
② コントロールバーの半径指定窓に描く円の寸法を指定します。
③ 1番目に接する線または、円を左クリックで指定します。
④ 2番目に接する線または、円を左クリックで指定します。
⑤ 描きたい位置で、左クリックして、確定させます。

 

操作手順としては、これだけですから、とっても簡単ですよね^^
この手順は、画面左下の 『ステータスバー』 に指示が出ますから、
その指示に従って行えばいいだけですから、迷うことは無いと思います。

 

こんなに簡単なのに、なぜキャプチャー動画で、3色の円を描いたのかというと、
線や円の指定のしかたによって、描かれる位置が違うということを
ご理解いただくためだったんです。

 

一つ目のブルーの円は、水平、垂直の線を指定していましたよね。
ですから、描かれる円は、この水平、垂直の線に接するように描かれていました。

 

二つ目の赤い円は、水平の線と、大きな円を指定していましたので、
水平の線と大きな円に接するように描かれていたんです。

 

そして三つ目の黒い円は、垂直の線と大きな円を指定していましたので、
垂直の線と大きな円に接するように描かれていたんです。

 

ご理解いただけましたか^^

 

ですから、この 『接円』 だけでも、指定の仕方で、
キャプチャー動画のように、違うところに円が描かれるということをご理解いただいて、
みなさんの描かれる図面の中の、どの線や円を指定して、
どのように接するかを考えて、指定方法を変えてくださいね。(^_-)-☆

 

最初は、間違った指定のしかたをするかもしれませんが、
そんなときには、ツールバーの 『戻る』 タブを左クリックして、
もう一度最初からやり直せば、いいだけですから、
慌てずに、ゆっくりと描くようにしてくださいね^^

 

この 『接円』 の項目に関して、
ほかのサイトと同じように、1ページでまとめようと思ったのですが、
私の説明のしかたでは、どうしても1ページで説明仕切れませんので、
この項目を、数ページにわたって、続けることにいたしましたので、
ご覧いただいているみなさまには、少しお時間をいただくことになるかと思いますが、
これも、サイトタイトルのとおり、
初心者でも超簡単 Jw_cad』 と謳っている以上、
初心者の方が、迷わない説明を考えたとき、
やはり、項目別に丁寧な説明を行うべきだと考えましたので、
ページをわけさせて、いただきました。

 

どうぞみなさんご理解ください。m(_ _)m

 

それでは、今回のポイントをご紹介しておきますね。

 

Point !
今回のポイントは、本文中でも申し上げたとおり、
線や円の指定方向を間違わないことです。
後は、半径窓での指定を忘れないことでしょうか。

 

別に、半径を指定しなくても 『接円』 は描けますが、
正確な大きさの円を描くことは、とても大変なことですから、
正確で、きれいな図面に仕上げるためにも、
決められた手順に従って操作してください。

 

まずは、『接円』 の基本的な使い方をマスターして、
次から練習する項目に挑戦してください。
次からも、丁寧な説明に努めてまいりますので、
みなさんは、肩の力を抜いて、気楽な気持ちで見てくださいね。(^_-)-☆

 

 

こちら

次は、こちらです。

Jw_cad 接円の使い方(接楕円 : 三点指示)

Jw_cad接円の中の接楕円の使い方を練習しましょう。(^0^ )/
使い方を覚えておくと、図面作成がよりスピーディーになり、
完成度の高い図面が描けるようになりますよ^^

 

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